正直、子供の頃からず〜〜〜っと疑問でした…小学校の遠足でも行ったことあるし、祖母なんて毎年見に行ってたかもしれん…その昔は結構ポピュラーな季節行事って感の不思議ながら確固たる位置づけでした。そう、一種のお祭みたいな…なんと96年間も続いていたかなり歴史ある催しだったようです。
「大菊人形」は、毎年ひらかた公園改めひらかたパーク改めひらパーで行われる行事で、NHK大河ドラマの登場人物に見立てた人形の着物部分に菊が植え込まれてシーンごとに並べられている一種の展覧会(?)です。
でも、言うてしまえば菊で飾りつけられた人形が一杯並んでいるだけ…う〜〜ん…一体全体どこが良いのか楽しいのか…そら、会期にあわせて菊を咲かせたり、会期中ずっとキレイに保ったり、そういった技術や手間などは賞賛に値するやろう…でも…(-_-;)…昔と今では娯楽の質も随分と様変わりしたんでしょう。
菊の花は美しく愛でられてしかるべき。ああいう風に花を型にはめたりすることもひとつの芸術やったのかもしれません。盆栽は今でもポピュラーやけど、主流は「ガーデニング」。実際はいじりまくっていたとしても、見た目自然な庭に咲く花と見せるのが今は流行りやしね。もう随分前から人気がなくなっていたのかもね…
私みたいに感じていた人も多かったのかも…今年で終わってしまうそうです。でも、なくなるって聞いたらとてもとても寂しく感じてしまうねぇ…全然見に行ってなかったのに(^_^;)終了を決めた人も勇気が要ったことでしょう…
ひらパーのホームページ↓ http://www.hirakatapark.co.jp/top/top.html
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2005年10月2日(日)
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